2018年度シーズンも終わり、セ・リーグは広島が3連覇、阪神は17年ぶりの最下位に終わりました。
一方のパ・リーグでは西武が10年ぶりの優勝を達成。今年は西武の打撃陣が凄かったですね。
(アメリカ滞在で殆どNPBはチェックできていませんでしたが西武の凄さはTwitterでもよく目にしました。)
さて、今回も前年度と同様にプロ野球(NPB)における観客動員数について調べてみたいと思います。

他にも天気などの外的要因についても少しだけ調べていきたいと思います。
巨人が2年ぶり観客動員数300万人越え
まずはシーズン合計の観客動員数から見ていきましょう。
両リーグ合わせて一番シーズン合計の観客動員数が多かったチームは巨人でした。
観客動員数300万人越えは両リーグで巨人のみでした。
昨年は阪神だけが300万人越えでしたが、今年は巨人が2016年シーズン以来2年ぶりのシーズン観客動員数300万人越えを達成しました。
広島までの上位4チームは昨年と変わらず。
中日が前年度の6位から1つ順位を上げて5位に、一方の日本ハムは昨年5位から2つ順位を下げて7位となりました。
ちなみに前年度の観客動員数とランキングはこちら↓
巨人は昨年よりも1試合ホームでの試合が増えたことが300万人越えを達成した理由ですね。
1試合当たりの観客動員数数は(41,675→41,699 )+24人です。
DeNAは初の観客動員数が200万人越えとなりました。
2019年からスタジアムのライトスタンドが約3,500席増築されますし10万人ほどは観客動員数が増えるのではないでしょうか?
やはりDeNAのマーケティング戦略は凄いですね。
池田純氏が社長になってからのマネジメントやマーケティングについては参考になることが沢山です。
池田純氏の著書「空気のつくり方」では実際にDeNAがターゲットをどの層に絞り、マーケティングを行ったのか詳しく書いてあり、とても面白い1冊です。
前年との増減比
次に前年(2017年度)との観客動員数の増減比を見ていきたいと思います。
特に阪神の観客動員数減少が気になったので考えられる要因についても調べてみました。
まずは前年比のデータです。
1シーズンの合計観客動員数は上の画像の通りになります。
昨年から観客動員数が増えているチームは9チーム。
これは素直に凄いことですね。
各チームのマーケティング努力が実を結んだのではないでしょうか?
(今までがちゃんとしていなかったということもありますが。。)
若者の野球離れが進んでいる中、野球人気があるうちに対策を施していくことが何よりも重要になってくると思います。

その中で観客動員数が9チームも前年比から伸びていることは良いことだと思います。
一方で、3チームの観客動員数が減少しています。
観客動員数が減少している3チームは
- 阪神
- 日本ハム
- 楽天
です。
しかし、ホームの試合数が前年と比べて増減している場合があるのでホームでの試合数と1試合平均の観客動員数も調べて比較してみました。
1試合あたりの平均観客数動員数を見てみると
- 阪神
- 日本ハム
- 楽天
に加えてオリックスも前年に比べて観客動員数が減少していることがわかりました。
では何故、中日とロッテの観客動員数が1試合あたり2,000人以上も増えたのか?
一方、阪神や日本ハムの観客動員数が減少したのか?
この辺りの要因も考えていきましょう。
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