スプリングトレーニングの不振から一転、大谷選手はMLBで投打にわたって大活躍中です!
4月には月間新人MVPにも選出されました。
スプリングトレーニングの観客動員数でも大谷選手の加入もあって大きく増加した模様。
さらに、日本からの観光客も増えているようです。
大谷選手効果恐るべし。。
今回はエンジェルス(以下LAA)の3・4月における観客動員数を調べ、大谷選手の加入がどのようにLAAの観客動員数に影響を与えたのかを調べてみようと思います。
過去5年における3・4月の観客動員
では早速、過去5年におけるHomeでの観客動員数を見ていきたいと思います。
上のチャートが2014年から2018年における3・4月の観客動員数とスタジアム稼働率です。
見ていただけるとわかるのですが、大谷選手が加入した2018年度のスタジアム稼働率は何と88.3%もあります!
2014~2017年度におけるスタジアム稼働率で最も高いものでも2014年度の84.8%ですので2018年度の88.3%は凄いとしか言いようがないです。
前年度の順位が影響しているのかと思って調べてみたのですがあまり影響はないですね。
2015年度は前年度に西地区を優勝しているんですがスタジアム稼働率は直近5年間では過去最低の78.7%です。
もしかすると前年度の順位よりも3・4月におけるチームの調子が影響を与えているのではないかと思い調べてみました。
- 2014: 14-13
- 2015: 11-11
- 2016: 11-13
- 2017: 14-13
- 2018: 16-13
これだけ見るとあまり影響がないようにも見えますね。
では開幕から10試合の勝敗はというと、
- 2014: 5-5
- 2015: 5-5
- 2016: 5-5
- 2017: 6-4
- 2018: 7-3
2018年度は過去5年でも最高のスタートをきっています。
これも観客動員数の増加に影響している気がします。
それでも2017年度から2018年度で1試合あたりの観客動員数が5,000人近く増加しているのは大谷選手の加入が影響していると思います。
先発登板の試合では観客動員数がUP!
次に大谷選手が出場した試合と出場しなかった試合を比較してみました。
まずはHome試合での比較です。
投手としての先発試合の観客動員数は多いですね。
実際に大谷選手が先発投手としてエンジェルス・スタジアムで登板した2試合は3・4月における観客動員数TOP2でした。
さらに大谷選手が先発登板したアスレチック戦では球場を改築した1998年以降のデーゲームでは最多の観客動員を記録しています。
一方のDHでの先発出場では出場無しに終わった試合よりも観客動員数が少ない結果でした。
この結果は個人的には意外な結果です。
もちろん大谷選手が出場しなかった試合にはNYY戦があったことは考慮する必要があると思います。
しかしながら打者大谷による観客動員数の影響は先発登板に比べて低いということでしょう。
(もしくは影響はない可能性もあります。これについてはシーズンが終わってから再度検証してみようと思います。)
ロードゲームでは4月23日~25日に行われたHOUとの三連戦では大谷選手が先発登板した試合と出場ないに終わった2試合では観客動員数に大きな違いがみられました。
5000千人近く観客動員数が増えています。
4月末ですので大谷選手の活躍が全米に知れ渡った後です。
このように今後もロードゲーム先発登板の場合も観客動員数に大きな影響を与えるのではないでしょうか。
まとめ
以上のように大谷選手の加入は少なからずLAAの観客動員数に影響を与えているといえるでしょう。
DHでの出場では観客動員数に影響がないことは意外でしたが先発登板では大きな影響があるようです。
実際に5月に行われたマリナーズ(SEA)との先発試合でも4万人以上もの観客動員数を記録しています。
SEAの観客動員数の2017年度の平均は2万5,000程度だったので大谷選手の先発登板がSEAの観客にも影響を及ぼしているかがわかります。
今後もグッズ売り上げだけでなく、観客動員数に大きな影響を与えるのではないかと個人的に期待しています!
あとは怪我無くシーズンを過ごしてもらうことを願うばかりですね。
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