2017年度MLBの平均スタジアム稼働率は69.5% 観客動員数はドジャースの376万人がトップ!

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先日は2017年シーズンのNPB(プロ野球)における観客動員数について書きました。

そこで、西武ライオンズのことを西部と書いてしまっていました。。

西武ファンの方々申し訳ありません。

まとめたデータが消えてしまっていたので時間があるときに訂正しておきます。

2017年度のNPBの観客動員数は凄いものでした。

何と阪神タイガースの観客動員数は2010年シーズン以来7年ぶりに300万人越えを達成しています。!

さらに広島、DeNAの観客動員数が近年増加したこともあってセ・リーグにおける観客動員数は歴代最多となる1400万人突破を達成しています!

さて今回のテーマはMLBにおける2017年度の観客動員数についてです。

近年、NPBはマーケティング努力によって観客動員数が増加していますが、MLBははたしてどのようになっているのか?

さっそく見ていきましょう。

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観客動員数トップはドジャースの376万人

TOP1~15

まずは観客動員数ランキング上位15チームを見ていきます。

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2017年度の観客動員数1位に輝いたのはロサンゼルス・ドジャース(以後LAD)でした!

LADの観客動員数は何と376万人越え!

ホーム試合が81試合と阪神の72試合より9試合多いという事はありますが、圧倒的な差ですね。

特に1試合平均の観客動員数は4万6492人と2位のセントルイス・カージナルス(STL)の4万2567人よりも4,000人近く引き離し、圧倒的な数字となっています。

観客動員数が300万人を超えたチームはロサンゼルス・エンジェルス(LAA)までの上位7チーム。

MLBはNPBよりもホーム試合が約9試合も多いという事もありますが、さすが年間観客動員数が世界No.1なだけはありますね。

ほとんどは成績上位チームなので、やはり試合結果は観客動員数に影響していると言えるかと思います。

その中で異質なのがサンフランシスコ・ジャイアンツ(SFG)です。

今年度のSFGはナショナル・リーグの西地区で借金34、勝率.395と断トツの最下位でしたが観客動員数はMLBのTOP3にランクイン。

元々、MLBの人気球団の一つであり観客動員数も過去7年の平均は336万人ほどをマークしていました。

今年は断トツの最下位であったもののそれでも330万人越えは素晴らしいかと思います。

TOP15~30

次にランキング15位から最下位までがこちらです。

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今シーズン、2位に21ゲーム差をつけて圧倒的な強さでAL西地区を優勝したアストロズは15位でした。

アストロズのホームスタジアムであるミニッツメイド・パークは収容人数が4万1168人となっており、他の上位15チームと比較すると収容可能人数が少ないこともランキング15位である理由の1つかと思います。

圧倒的な最下位はタンパベイ・レイズでわずか125万人です。

1位のLADの観客動員数が376万人ですので、TBRはLADのわずか33%しか観客を動員していないということになります。

下から4番目にマイアミ・マーリンズ(MIA)もランクインしています。

MIAもTBRもともにフロリダ州のチームです。

フロリダの人口や土地柄も考えると野球のマーケティングは少し厳しいのかもしれませんね。

ジーターがつい最近MIAの共同オーナーになったというニュースがありました。

今後、MIAがどう変化するか興味深いです。

スタジアム稼働率

次にスタジアム稼働率についてみていきます。

よくニュースで取り上げられるのは年間の観客動員数の合計ですが、個人的にはスタジアム稼働率の方が重要だと思っています。

いくら観客動員数が高くてもスタジアム稼働率が低いとテレビで見た時にスタジアムがガラガラに見えてしまいますよね。

実際に、サッカーのリーガエスパニョーラでは稼働率が低いチームは罰金といった取り組みも始まっています。

話が少しそれてしまいましたが、MLBのチーム別のスタジアム稼働率を見ていきましょう。

TOP1~15

まずはランキング上位からです。

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スタジアム稼働率トップは97.3%でサンフランシスコ・ジャイアンツです!

毎試合満員で、チケットが完売しているといった事になりますね。

NLの西地区で最下位であったにも関わらず稼働率が95%越えは凄いです!

シーズンチケット購入者が元々多いかなと推測しています。

2位はカブス(CHC)、3位はレッドソックス(BOS)となっています。

3位のBOSは観客動員数では9位でしたがスタジアム稼働率は3位となっています。

これはBOSのホームスタジアムであるフェンウェイ・パークの収容率がMLBで下から4番目の3万7731人という事が影響しています。

グリーンモンスターと呼ばれるレフトの大きなフェンスで知っている方も多いかもしれません。

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MLBの既存するボールパークで最も古く、歴史のある球場です。

こうしてみてみると、

下から4番目の小さなボールパークを本拠地に置くBOSが観客動員数で9位、稼働率で3位は素晴らしい数字ですね!

ちなみにNPB(プロ野球)のスタジアムでフェンウェイ・パークよりも大きいスタジアムは甲子園、東京ドーム、札幌ドーム、ヤフオクドームの4つのみです。笑

こう考えるとMLBの球場はどこも大きいですね。。

2017年シーズン、MLBのチームで稼働率90%を超えたチームはSFG, CHL, BOS, STLのわずか4チームです。

稼働率80%越えで考えた場合でもLAD, LAA, TORを加えた7チームのみとなっています。

一方にNPB(プロ野球)は稼働率が90%を超えたチームは同じく4チーム、80%越えは7チームとMLBと同じ数になります。

 詳しくはこちら↓

【訂正版】2017年度NPBのスタジアム稼働率は平均82.17%、5チームが地方開催も含めて稼働率90%越えを達成!

MLBは平均観客数に比べスタジアムが大きくすぎるのかもしれませんね。

TOP15~30

次に最下位までの15チームです。

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稼働率のワースト3は観客動員率ワースト3と変わっていません。

観客動員率が最下位であったタンパベイはスタジアムの収容人数が3万1042とMLBで最小のスタジアムであることから、アスレチックス(OAK)を抜いて最下位を免れています。

ここで気になるのがOAKですね。

スタジアム稼働率はわずか39%

MLBのリーグビジネスや分配金によって何とか経営を維持できているといったところでしょう。

29位に11%差があるのは流石にひどいです。

OAKは貧困層が多いという事も原因だと思いますが、稼働率39%は笑えませんね…

スタジアムの60%が空席ということになります。

日本のスタジアムでいうと甲子園の外野席に観客が全くいないくらいの稼働率ですかね。。

稼働率の平均は69.5%

こうして稼働率をみてみると前回書いたNPBと比べると稼働率は低いですね。

MLB全チームのスタジアム稼働率の平均は69.5%でした。

一方のNPBのスタジアム稼働率の平均は80.28%です。

160試合といった長丁場のシーズンですので仕方ない部分はありませね。

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稼働率を幾つかのグループにわけてみたところ、稼働率50~59%のチームが多いことに目が行きました。

49%以下はOAKです。。

2017年度のMLBの観客動員数と稼働率は上記の通りです。

今後は過去の推移も調べていけたらなと思っています^^

2017年度のNPBにおける観客動員数などは下の記事で詳しく書いています。

(西武が西部になっています。申し訳ございません。)

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