【アメリカでの差別体験】"JAP"は「外人」という言葉同様、人種差別と認識されていないのかもしれない。

アメリカ留学

アメリカに来て早1年と3か月ほどが経ちました。

つい1週間前にアメリカに来たような感じであっという間ですね。

この前たまたまYouTubeを観ていたら面白い動画を発見しました。

マサさんという方でアメリカ留学しながらYouTubeに動画をアップしているみたいです。

とても面白いので他の動画も興味がある方は見てみてください。^^

今回の動画の内容は動画の題名の通り

アメリカで僕が一番最初に受けた人種差別について。」

です。

この動画についての同様にアメリカ留学している者としての感想を書いていこうかなと思います。

人種差別の話の前に、話は変わるんですが動画中にマサさんが”Drop”は「単位を落とす」という意味を仰ってましたが、これは誤解を招くので訂正しときます。笑

ここでは「最初のテストの後に(クラスを)ドロップした方が良いんじゃないか?」と言われたと言ってました。

ですので、ここでの「ドロップ」の意味は「単位を落とす」というよりは「自らその講義を受講するのをやめて、お金を返金してもらう」といった方が良い気がします。

アメリカの大学の場合は一定の期間内に授業をドロップすると単位分の授業料が一部~全額返金される仕組みになっています。

ちなみに今受けているあるクラスはもう既に半分くらいの生徒がドロップしています。

ですので、マサさんの発言はさも、アジア人だから差別的にドロップした方が良いんじゃないかといわれたと解釈されかねない発言なのですが、これはアメリカ人でも普通にテストの成績が悪ければ言われます。

僕も今学期の一番最初のテストで5ページあった解答用紙の3ページ目を丸々回答するのを忘れていてドロップするか聞かれました。笑

ここだけは何としても誤解を招いてほしくないので書かせてもらいました。

アメリカでの差別経験

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先ほどの動画でマサさんは人種差別を受けたと仰っていました。

しかし僕の場合幸運なことにアメリカに留学してから1年と3か月の間、人種差別的な発言をされたことは一度もありません

これは単に僕が動画のマサさんと違って鈍いから仮に人種差別的な発言を言われていたとしても気が付いていないだけかもしれませんが。笑

周りの人々に恵まれているところはあるかもしれません。

僕の通っている大学はアジア人がほとんどいない大学です。

中国人の留学生が4人、タイ人が1人、日本人は僕一人だけで、韓国人にいたっては大学に一人もいません。(韓国人の教授はいます。)

そういう事もあってか皆アジア人をみるのが珍しいのか直ぐに名前を覚えてもらったり話しかけてきたりしてくれます。^^

大学や大学の周りの住民方はとてもウェルカムといった感じで差別などは全くないですね。

先日のグリエルの「釣り目」のポーズが人種差別的行為とみなされて5試合の出場停止処分が下されました。

僕自身はあのような行動は人種差別だと思っていません。

なので仮にあのような行動があっても差別と僕自身が感じていないということもあったので、今のところアメリカで人種差別された経験がないという結論に至ったのだと思います。

ダルビッシュ選手がツイートしていることとほぼ同意見ですね。

韓国人の教授と話した時もグリエルの「釣り目ポーズ」を見て特に差別と感じなかったという結論で話が落ち着いたので、アジア人でも差別と捉えない人も僕のようにいるかもしれませんね。

特に留学などでやって来た人にとっては差別行為が差別であると感じない人が幼少期に海外で育ったアジア人の方よりも多いかもしれません。

関連記事:

MLB グリエルの人種差別的行為について思う事 中南米の多くの人々は「釣り目ポーズ」を差別と認識していない

”JAP”は人種差別なのか?

マサさんが動画の中で”JAP”という人種差別的発言をされたと言っていましたが実際のところ”JAP”は人種差別なのか?という疑問点があります。

僕自身の場合は仮に見知らぬ人に”JAP”と言われても人種差別だとも思わないと思います。

まあ”Chino”と言われたらさすがに言い返しますが。笑

まあこれらも全ては受けての解釈次第なので、マサさんが”JAP”と言われ人種差別されたと感じたのであれば”JAP”は人種差別的な言葉であることは間違いないでしょう。

ヴァーディの”JAP”発言事件

さらに世界的にみても”JAP”は人種差別的な言葉として認識されていることは間違いないと思います。

例えば、イングランド・プレミアリーグのレスターに所属するヴァーディの件が有名です。

www.theworldmagazine.jp

ヴァーディはカジノでカードゲーム中に手札を覗いたアジア人(日本人?)に3度ほど”JAP”発言をしたとして多額の罰金と人種多様性に関するトレーニングプログラムを受講するといった処分がレスターから下されました。

以下のものがその動画になります。

外国人の方の”JAP”に対する認識

ヴァーディはこの件に対して先ほどの上記記事にもあるように反省の言葉とともに

もしもジャップが差別用語だと事前に知っていれば、そんな言葉は使わなかった」

と述べています。

このように多くの外国人の方は”JAP”という言葉を差別用語として認識していないのが現実かもしれませんね。

例えば先ほどの動画のコメント欄の一部を翻訳すると

  • JAPという言葉のどこが悪いの?
  • 何故Japは人種差別でBritは違うの?(BritはBritishのスラング)
  • 私的には人種差別的な発言ではなかったように思うんだけど…

といったように少なからず人種差別的な発言だと認識していない、もしくは思っていない人がいることがわかります。

これはグリエルの「釣り目ジェスチャー」に通じるところがありますね。

差別的な言葉を差別と認識していないがためにそのような言葉を発するケースだと思います。

それだけ一部の人にとっては”JAP”は軽蔑発言又は人種差別的な発言としての認識が低いのだと思います。

日本人も差別を無意識にしている?

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これは過去の記事でも書いたことなんですけど、動画のマサさが受けたのように無意識のうちに外国人の方々に人種差別的発言をして相手を傷つけている場合があります。

その例として

「外人」、「ガイジン」

といった言葉が挙げられます。

日本人の多くの方が普通に使っている「外人」といった言葉だと思いますが、この「外人」と言葉を不愉快、人種差別的な発言として受け取る外国人の方もいます。

僕が日本の大学に通っていた際の英語の先生もその一人でした。

先生は「外人」という言葉を生徒が発した時には即座に「外国人」と言い直させるほど「外人」という言葉に敏感で、不快に思っていました。

このように日本人、ネイティブにとっては普通の言葉であっても外国人のかたからしたら攻撃的な言葉として感じることがあるということです。

たとえば、先ほどのヴァーディの件を例にしてみると、

ヴァーディは後ろのアジア人に対して「JAP! Walk on!(日本人!歩け!)」と何度も言っていましたね。後ろから手札を見るなということです。

これを関西弁風にしてみると、、

「おい、後ろの外人!そこで止まっとらんとどっかいけ!」

といったような感じでしょうか?

この発言が仮にあっても日本人の多くの人は差別的な言葉には聞こえないかと思います。

しかし、仮にその外国人のかたが「外人」という言葉を人種差別的な発言と解釈していて言われることに抵抗感があったとしましょう。

その場合、たとえ日本人の多くの人が人種差別的な発言とは解釈していなくても「外人」という言葉は人種差別的な発言となります。

上手く言いにくいのですが、人種差別的な発言と解釈するかは全て受け取りての解釈次第です。

相手が人種差別的な発言と言えば人種差別的な発言、レイシズムとなってしまいます。

このようにグリエルの「釣り目ポーズ」も然りですが、”JAP”は「外人」と同様海外ではまだまだ差別用語として認識されていない場合があるかもしれませんね。

これが現実です。

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